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1 風吹けば名無し :2019/03/01(金) 11:06:10.32 ID:vFvCtj03p.net

【本紙評論家 キーマン直撃 1】レギュラー奪回へ、打つしかない! 阪神・鳥谷敬内野手(37)が本紙評論家・広澤克実氏との対談で今季にかける思いを改めて明かした。
新人だった04年以来15年ぶりの対談。春季キャンプを終えての現状、昨季の経験なども語った。(取材・構成 巻木周平、森田尚忠)

 広澤 実はトリと対談させてもらうのは入団した04年以来15年ぶり。よろしくお願いします。

 鳥谷 はい、こちらこそよろしくお願いいたします。

 広澤 今まで連続試合出場を続けてそういう体になっていたのが、昨年に記録が止まり、欠場することもあって、少し体にブランクもできた。キャンプを見ていると、そのブランクを今は解消できてきているのではないかと思う。

 鳥谷 そうですね。去年、なかなか試合に出られなかったというのがある。ショートで1年間出続けるというのは、どれだけ大変なことかというのは自分でも分かっています。
試合に出る体力というのは試合に出ていかないとつくれませんが、キャンプでは根本的な体力、野球をする体力の見直しを考えるという意味でメニューを全部こなして、状態がどうかというのを確かめながら日々を過ごしていました。

 広澤 若い頃と今とでは100%になるまでの時間は少し変わってきたのではないかと思う。

 鳥谷 間違いなく遅くなってきていると思います。ピッチャーの球を見て自分の感覚と合うまでの時間も長くなりました。それが年齢というものなのか、昨年あまり試合に出られなかったからなのかは自分でも分かりませんが、距離感が合いづらい瞬間を感じることはあります。

 広澤 俺も現役時代、感じたんだよね。でも、ある程度の時間が過ぎると同じになるんだけれど、そういう意味では第1、2クールあたりは自分の体の出来具合とケンカしていたのかな。

 鳥谷 オフシーズンの間に野球をずっとやることはあまりできないので、体の状態を確かめながらやってきたことを野球の動きにつなげていく作業をしてました。





2 風吹けば名無し :2019/03/01(金) 11:06:42.37 ID:vFvCtj03p.net

広澤 24日の中日とのオープン戦も見せてもらったけれど、バッティングの方では第1打席で打ち取られたカーブを2打席目は長打にしていた。体が慣れてきたんだな、と。

 鳥谷 緩い球に対して1回止まって、反応できたので、普段の練習と合い始めてきているのかな、というのはあります。

 広澤 同じ失敗をしないという反応の良さもさることながら、もともと、急にカーブを投げられても反応できる選手だったから。いま、バッティングの課題は?

 鳥谷 同じ打席の中でもしっかりタメができてボールが見えている時と、なかなかタイミングが取れずに見逃している時があります。
打ち方というよりは、最初に待つ形をしっかり想定してその中で対応していくことができるようにしていきたいですね。フォーム、打ち方はその時々で修正していく、という感じです。

 広澤 もう一回レギュラーになるためには、あとは打つだけだと思う。

 鳥谷 打たないと試合に出られないので。

 広澤 キャリアハイを狙う気持ちでいってほしい。

 鳥谷 はい、頑張ります。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190301-00000075-spnannex-base


3 風吹けば名無し :2019/03/01(金) 11:08:03.69 ID:z/EWI2uT0.net

守れないと出られないぞ


4 風吹けば名無し :2019/03/01(金) 11:08:37.44 ID:SYOZbCkQ0.net

広沢は珍OBってことでいいね


5 風吹けば名無し :2019/03/01(金) 11:08:38.66 ID:LRnn+ACw0.net

広沢って阪神OBだっけ?
しかも廣澤ではないんだな


6 風吹けば名無し :2019/03/01(金) 11:09:25.19 ID:vFvCtj03p.net

【本紙評論家 キーマン直撃 2】広澤 守備でも“対戦モードに近づいてきたな”と感じた。

 鳥谷 そうですね。自分の守りやすさというか、送球に関してもそうなんですけど、動きやすさは感じ始めています。その辺りは徐々に体が慣れてきているのかな、とは思います。

 広澤 感情が表に出るタイプの選手ではないけれど、今年にかける思いというのは強い。

 鳥谷 変な話ですけど、もう何年もできるわけではない。最後、自分が試合に「出られる」「出られない」というよりは、ここ何年かはあまり勝負できずに終わっていたという感じもあります。
それを受け入れる態勢も自分になかったですし、そういう現実をしっかり見て自分で「一から」という気持ちでできているので、いい毎日を過ごせています。

 広澤 長くないと言ったけれど、今年さえ乗り切ればもっともっとできると思う。分岐点というか。

 鳥谷 体的には全然元気ですし、できるかな…とは思いますけど、自分の引き際ではないですけど、そういうことは常に意識しながら、ここ何年かは過ごしています。いかに自分がチームに貢献できるかというのがプロ野球選手だと思う。
自分がチームに貢献できていないという場面はすごく多かった。そういう自分が枠を一つ使っている。「このまま続けて良いのかな?」という思いはありましたね。

 広澤 過去を振り返らせてしまって申し訳ないんだけれど、昨年、連続試合が止まったときはどういう心境だったのかな。

 鳥谷 自分としては開幕2戦目にスタメンから外れたときに「遅かれ早かれ今年で止まるな」という思いはありました。なので特にショックというのはなかったです。


7 風吹けば名無し :2019/03/01(金) 11:09:48.82 ID:vFvCtj03p.net

広澤 僕も鳥谷には及ばないけど、1180試合で連続出場が止まってからは自分で「集中しよう」「燃えよう」と思っても、なかなかうまくいかないことがあった。

 鳥谷 それまで打席の中で音は全く聞こえていなかったのが、以降の何日間は音が聞こえる打席があったのは確かです。

 広澤 17年には顔面死球を負いながら出場を続けた。あの姿にみんな感動して、鳥谷という選手の価値を高めたように思う。休むという選択肢はなかったのかな。

 鳥谷 全くなかったです。骨折はしましたけれど、過去にも他のところを骨折していたこともあったので。鼻血が出ているのと見栄えが悪かったというだけで、いけるかなという感じでした。

 広澤 誰でもいつかは競技者人生が終わるんだけれど、鳥谷という選手を振り返ったときに、みんながあのシーンを思い浮かべることができる。

 鳥谷 まだ実感はありませんが、終わった時にはそう思えるかもしれません。

 広澤 これほど強く競争というものを意識してキャンプに臨んだこともなかったのではないか。

 鳥谷 自分のポジションはないので取るしかない。そこだけです。そのために何が必要かというのを考えています。

 広澤 開幕スタメンへの思いは。

 鳥谷 開幕で終わりではないので何とも言えないですが、開幕から出ないと1年間出られない。そこでグラウンドに立てるようにしたいとは思います。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190301-00000076-spnannex-base