（出典 www.chunichi.co.jp）

松井一郎大阪市長

　阪神が「ナイス・セーブ」！　医療用の防護服が不足している大阪府・大阪市に、阪神が球団名の入った黄色い「レインポンチョ」を大量寄贈したことが分かった。

　大阪市の松井一郎市長は、新型コロナウイルス感染症を治療する医療現場で防護服が逼迫（ひっぱく）している危機的状況を受け、14日に「使用していない雨がっぱのある人、それから雨がっぱの在庫のある人、ぜひ大阪府・大阪市に連絡をいただきたい」と要請したところ、その情報が阪神にも伝わり、在庫を調べたという。

　すると甲子園球場のネット裏シーズンシート前方席（雨が降り込んでくる場所）で、雨が降った場合に配る、すっぽりと被れる「ポンチョ」の在庫があり、それを大阪市に寄贈したという。球団首脳は「医療用ではないので使えるケース、シチュエーションは限られていると思うのですが、何かの足しにしていただければ」と約4500枚を送った。さらに関係先に声をかけたところ、1000枚単位で追加したという。

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