大先輩の技を盗む。来年5月に41歳となる阪神・能見篤史投手(40)が27日、サンテレビの「レッツゴー! タイガースゴルフ2020」に参加。50歳まで現役で投げ、来春キャンプでも臨時コーチを務める山本昌氏(54)から技術的なアドバイスを受け、さらなる進化を目指すことを語った。
まだまだ成長できる。グロス93、ネット69・0で2位と貫禄のラウンドを終えたベテランの能見が、来春キャンプでも臨時コーチを務める同じ左腕の山本昌氏の技術を、貪欲に盗んでいくことを明かした。
「50歳というのは、想像がつかない。体のケア? それよりも技術の方ですね。(聞きたいことは)いろいろあります」
40歳となった今季は自己最多の51試合に登板。43歳シーズンの2017年に50試合に登板した岩瀬仁紀(中日)を1試合超え、40代最多登板の新記録を更新した。
球団では福原投手コーチや安藤2軍育成コーチが40歳シーズンでユニホームを脱いだ。自分より長く現役を続けた経験のある投手と話す機会は、なかなかなかった。
秋季キャンプは不参加のため、臨時コーチを務めた山本昌氏と話す機会はなかったが、来春キャンプでも1、2軍を巡回する臨時コーチを務めることが決まり、対面が実現する。レジェンド左腕とは、これまでイベントなどであいさつを交わしたことなどはあるが、真剣に野球について話をするのは初めてという。
50歳まで現役を続け、通算219勝。来季の能見と同じ41歳シーズンでノーヒットノーランも達成。聞きたいことは山ほどある。山本昌氏も24日の中日OB総会に出席した際「(来春は)能見君とか藤川君とかとも、いろいろ話していく中でちょっとした(参考になる)話ができればいいな」と意気込んでいた。
40歳にして衰えぬ向上心。能見は「ここまでやれるとは思っていなかった。幸いなことに大きな故障もなく。そのあたりが大きな要因かな」と振り返った。昨オフは甲子園で単独自主トレ。今年は具体的なことは明かさなかったが「いろいろ考えてます。誰かとするんでしょうけど。いろいろです」と笑った。来年2月。万全な状態でキャンプインし、偉大な先輩からの教えで、さらなる高みを目指す。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00000014-sanspo-base
11/28(木) 7:00配信
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【野球】40歳阪神・能見、山本昌臨時コーチから「技術」盗む!まだまだ成長しまっせ 51試合 1勝2敗 4.30
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