2020年06月
【プロ野球】「今年はボールが異常に飛ぶ」の謎
3か月遅れで始まったプロ野球開幕戦で度肝を抜いたのが「投手の1発」。阪神の西勇輝が巨人のエース・菅野智之から左翼ポール上部直撃の特大ホームランを放つと、広島の大瀬良大地もライナー性の打球が右翼席に。
開幕戦で2投手が本塁打を打ったのは史上初だった。
「西は2018年まで交流戦以外に打席が回ってこないオリックスの所属で、プロ初アーチ。大瀬良にいたってはアマ時代すら本塁打を打ったことがない」(スポーツ紙デスク)
ホームランバッターにも似たような“怪現象”が。広島の鈴木誠也は開幕2戦目でバットの先端で捉えた打球が、追い風に乗って右中間スタンドに。打った鈴木自身、「ウソォ!」と叫んだほど。
「オープン戦から“今年はボールが異常に飛ぶ”と選手の間でも話題になっていました」(同前)
2011年に加藤良三コミッショナー(当時)が導入した「統一球」は、「飛ばないボール」として話題をさらったが、今年の公式球は昨季と同一。セのコーチも「打者が調子を上げる夏場までこの傾向が続くと投手は厳しい」と警戒を強める。
謎は深まるばかりだが、阪神元監督の岡田彰布氏は6月23日付のデイリースポーツのコラムでこんな指摘をする。
〈お客さんが入らないことで空気が乾燥しているというか、カラッとしているというか。原理的には湿気がない方が、ボールは飛ぶんやから〉
「飛ぶボール」は無観客試合限定なのか。7月10日予定の“無観客解除”以降も注目したい。
週刊ポスト2020年7月10・17日号
https://news.biglobe.ne.jp/sports/0630/sgk_200630_2596708245.html
2010年以降、阪神タイガースに所属した外国人選手の通算打点
マートン(2010~2015) 417打点
ブラゼル(2009~2012) 278打点
ゴメス(2014~2016) 260打点
マルテ(2019~) 52打点
ロサリオ(2018) 40打点
ナバーロ(2018~2019) 27打点
メッセンジャー(2010~2019) 25打点
ロジャース(2017) 23打点
ヘイグ(2016) 11打点
ソラ-テ(2019) 9打点
キャンベル(2017) 5打点
サンズ(2020) 3打点
ボーア(2020) 1打点
コンラッド(2013) 0打点
ぺレス(2015~2016) 0打点






