阪神の目玉は、ドラフト１位の佐藤輝明内野手（２１）＝近大＝だ。関西学生リーグで近大・二岡智宏（現巨人３軍監督）を超える通算１４本塁打（８２年発足の新リーグ記録）をマークした怪物は「プレーで結果を残せたら喜んでもらえると思う。
結果第一でやっていきたい」。宜野座キャンプでは２月４日から紅白戦を実施。メディアを通じ、フルスイングで虎党を魅了する考えだ。

１８７センチ、９４キロの鍛え抜かれた肉体は、プロの先輩たちと比べても見劣りしない存在感を放つ。新人合同自主トレでは一緒にティー打撃をしていた同４位・栄枝が「スイングの強さが違う」と証言。
仁川学院高（兵庫）時代には折れたバットで１００メートル以上先にある校舎３階の窓ガラスを破壊した伝説もあり、その圧倒的な飛距離でキャンプを沸かせてくれそうだ。（中村　晃大）
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