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【今岡真訪】矢野阪神「戦力はある」優勝の条件は「ベンチのマネジメント」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0611ccfbd1491fb2a60e0cf8d2f517ad1f8a20b


阪神、ロッテで活躍した今岡真訪氏(47)が25日、日刊スポーツ評論家に就任し、古巣阪神にエールを送った。
同氏は昨季、ロッテでヘッドコーチを務め、終盤まで優勝争いしたがオリックスに競り負けた。
阪神で現役時の03年に首位打者、05年に打点王に輝き、2度の優勝。
自身の経験から首脳陣のマネジメントの重要性、主力の存在感など「優勝の条件」を説いた。

7年ぶりに日刊スポーツの評論家に復帰した今岡氏は古巣タイガースへの愛着にあふれていた。
昨季は終盤に失速してV逸。今年もハイレベルな陣容でリベンジを期す。
「優勝しかないですよね。昨年も優勝争いをしていますし、あと1歩でした。戦力はあると思いますね」。4年目を迎えた矢野阪神に期待した。

昨年までの4年間はロッテで指導者として情熱を注いだ。昨季はヘッドコーチとして優勝を目指したが、2・5ゲーム差で惜しくも2位。勝負の厳しさを突きつけられた。
試合はめまぐるしく動く。ベンチがいかに勝負手を打てるか。「迷ってしまうと、裏目に出てしまうものです」。悔しさをにじませ、振り返った。





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現役16年、指導者7年の経験から「優勝の条件」を追究する。「主力が打たないから勝てないではありません。主力が打たなくてもベンチのマネジメントで勝てると思います」と言う。
モノサシになるのが、阪神の主力で貢献した2度の優勝だ。「星野監督は、とてもシビアでした。勝っていても6回で(遊撃の)藤本に久慈さんを入れ(二塁の)私のところに田中秀太を守備固めで使いました。
スキを見せない。妥協しません。二遊間のレギュラーに守備固めを出しても勝てるということです」。
戦いに徹する闘将のタクトで、03年は18年ぶりのリーグ優勝を果たした。

戦力が充実していた05年は、岡田監督が指揮を執った。今岡氏は「できあがっているチーム。みんなが調子がいい、まれなシーズンでしたが、岡田監督はあえて動きませんでした。トリ(鳥谷)も使い続けていました」と振り返る。
40本塁打の金本、147打点の今岡、60盗塁の赤星…。鳥谷は主力として、通算2099安打の地歩を築く1年になった。
先発オーダーはわずか38通りだった。腰を据えた用兵で頂点に導いた。


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今岡ってヘッドコーチとして有能なんか?


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長丁場のシーズンは打線に軸が欠かせない。今岡氏は実感を込めて言う。
「調子が良くても悪くても使い続ける選手は2、3人は必要だと思います。主力にとって調子が悪いときに試合に出続けるのは、一番しんどいことです。
それでも、普段と同じ振る舞いで試合に出続けることは、チームに安心感を与えるし、他の選手も発奮して頑張るものです。それが主力だと思います」。
主力のチーム全体への影響は計り知れない。

今岡氏は16、17年に金本阪神で入閣し、2軍コーチを務めた。その後はロッテで指導し、古巣の後輩をじっくりとチェックするのは17年以来になる。
「これから、見ていきたいと思います」。阪神でレギュラーが確約されている野手は近本だけだ。主砲の大山も、昨季新人球団最多の24本塁打を放った佐藤輝も、定位置を争う立場になる。
主力の台頭を期待しつつ、タテジマの戦いぶりに密着する。【酒井俊作】


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無能が偉そうに