(出典 www.iphoroid.jp)



1
敵「このビッグデータは商業・非商業問わず、一定評価を得た現代文芸十万冊分のデータをAI解析したものだ」
敵「俺がゼミの教授が作った、商業作家の誰もが欲しがる宝の山さ」

敵「読者の心を効率的に動*題材選択、プロット、構成、言葉選びができる優れものってわけさ」

主人公「そんなものを作家が欲しがるだって?」

敵「欲しがるさ。小説の内容なんて出尽くしてる」
敵「おまけに大衆に目新しさや芸術の価値なんてわからねえ」
敵「大味な設定とわかりやすい展開、そしていつもの結末を求めてる」

敵「大事なのは小説論と効果的なオマージュ・リスペクト、後はそれがオリジナルだって言い張れるだけの言い訳を一枚被せてやればいい」




2
主人公「お前のやり方は間違ってる。小説を…創作を*にしてる」
敵「夢見る*だな。理想見て沈むのは勝手だが、現実見てる俺に唾を吐くなよ」ハァ

敵「いいぜ…作家塾の今度の評論会で勝負してやる」
敵「負けた方は作家塾を去るってどうだ」

主人公「なっ…!」

敵「評論会にはお前の憧れてる先生や、商業最前線で戦ってる作家、一流出版社の編集も顔を出す」
敵「俺の創作を舐め腐った小説が選ばれるわけないよなぁ?」

主人公「い、いいぜ!相手してやる!」

3
師匠「そんな勝負を引き受けたのかい?」

主人公「はい、贔屓はしてもらわなくていいですよ」
主人公「小説には作者の主張…テーマ性っていうものがある」
主人公「ただのデータ群の平均値では、どうしたってそれが薄くなる」
主人公「あいつの創作はオリジナリティや道徳性以前のところで躓いてるんだ」

師匠(…敵君のやり方の可否はさておき、彼は実力自体も一流作家のそれに匹敵している)

4
師匠(確かに敵君の創作論では一見、テーマ性が介在しなくなるが…)
師匠(彼はそんな子供でも分かる見落としはしないよ、主人公君)
師匠(敵君の創作論でカバーしきれる分野ではないため、確かに隙ではあるのだろうが…)

師匠(主人公君は間違いなく、将来の文芸界を率いる天才だ。だが…)
師匠(だが、敵君は既に完成した化け物だ)
師匠(ここでぶつかったら、潰されるよ)グッ

28
>>4
ががだがだがの怒涛の逆説に草

5
はあ

6
なんでワイのSSは伸びへんのや

7
>>6
読む人を楽しませようという気持ちがないから

8
>>7
あるで

13
>>6
言いたいこと書きたいんはわかるけど全ての台詞において長いわ

16
>>13
無理に短くしてもスカスカになるやろ

9
とりあえずパターン化したデータは普通に欲しいやろうけど
AIを過大評価しすぎや
AIが書いた漫画や小説って実在してるけど
別にそんな面白くもなければそもそも日本語がちょいちょいおかしかったで

10
>>9
aiが書くこととaiが解析することは全く別のものやで

11
長々説明口調書くとかなろう作家でも目指してんのか

14
>>11
SSって台詞だけで全部説明するもんやねんからそらそうなるやろ
頭の中なろう一色なんか

12
小難しい単語の羅列、ねじれた文
こんなのを楽しめる人間がどれだけいるかやね

15
>>12
小難しい単語どこ…?
うーんなんj民にはこれが難しいんか

25
>>15
小難しいというより口語っぽくなくて堅い単語が多いんやで
易しい日本語を使った方が何の話か分かりやすくなって続きを読む人が多くなるのは分かるやろ
そういう意味で最初の一行から読ませる気がないって思われるんやで

17
今から読むから諦めるな

20
>>17
ほんまか?

18
あとわざわざ「」が一旦切れてまた始まってるのに、発言者と内容が前文の続きそのままだらだらで展開変わってるわけやないし
一文一文全てを強調させてる感じ

22
>>18
それ全部一文にまとめた方が多分読みにくいで

19
ポストモダニズム…ってコト!?

21
読んだけどイッチはこの問題どこまで考えたのかがこの段階だと見えないというか浅いんじゃねえのかという疑念が

27
>>21
そら途中やし

29
>>27
おう、じゃあ続きを頑張れ
俺はこのテーマ興味ある

23
あとそこに読点いらなくね?ってところに入ってるから読むときにテンポが悪くなる

24
こんなところで作文講座してる奴は頭大丈夫か?

31
>>24
もしかしてワイのことか?
読んだときに読みにくいな思った理由を書いてるだけやぞ
別にワイは作文大得意とか専門とかちゃうし

26
データ集めてもそれを読み解く力がないから意味ないやろ
それができるならグーグルあたりがすでに本出してるやろ

35
>>26
バリバリの作家が意味のある解析結果を作るくらいなら充分できるで
作家に限らず専門性の高い分野のai解析の土台作りなんて当たり前やけど専門家以外には無理やし

30
保坂和志の『書きあぐねている人のための小説入門』面白いよ

32
師匠「それでは小説塾第56回評論会を始める…」
師匠「今日の評論会には著名な一流作家先生や、大手出版社の副編集長も招いている」
師匠「当然僕も審査に入るよ」

主人公(ついにこの日が来た…!)グッ
主人公「俺のできること全部詰め込んできた!」

敵「テメェと顔合わせるのも今日が最後だなぁ」ニヤニヤ

主人公(こんな奴には負けない…!)ギロッ

師匠「……」

33
いきなりラスボスの演説で始まって主人公自身よりラスボスの情報量が多いから主人公を応援する気が起きんのだけど狙ってる?

36
>>33
群像劇だと思って差し上げろ

37
>>33
なんなら敵くんの方が穏やかで理知的だからな

34
おんなじノリで*フェンシングとか書いたら伸びると思う

38
師匠(主人公君が書いた小説は『悔恨』…)

師匠(交通事故で寝たきりになった妹の人生の後悔を、兄が一つ一つ解決していく物語)
師匠(だが、お願いは進むにつれて過激なものになっていき、その過程で兄の過去の事件と、妹の交通事故の真相と二人の歪な関係が明かされていく…という、サスペンス色の強いドラマが展開されていく)

師匠(いい小説だが、暗い…今日集まった面子は、はっきりいって商業主義の派閥だ)

師匠(美しい…嫌な言い方をすれば小奇麗な悲劇や、明るい爽快な小説…多少陳腐でも大衆受けの方に傾く)
師匠(そして敵君は、そうした小説が得意だ)

39
口臭そう

40
実際似たようなこといってディスコ仲間と喧嘩に近い言い合いになったことあるわw

41
>>40
イッチが書いてる内は邪魔になるから詳細書かねえけどこの問題が解けない奴は堀江や西村と同類だと思ってるわ

43
>>41
どこの問題って?

47
>>43
聞き返される意味がわかんねえぞ

48
>>47
「どこの問題が解けない」とかいきなり言われても何の話だがわからんわ、ワイの話にそんなのあった?安価間違えとるんちゃう

49
>>48
めんどくせえなあ……
君とお仲間は似たような話題で言い合いになったんでしょ?
その似たようなってのはイッチが書いてるこの話のことでしょ?
この話は創作論におけるよくある問題についてのことでしょ?
わかった?

42
師匠(敵君が書いた小説は『奇跡の神子』…)
師匠(社内虐めで心を病んで退職した、家族のいない孤独な青年が十数年振りに故郷の地を訪れる)

師匠(そこの神社で思わぬ出会いが待ち受けていた)
師匠(幼い頃に縁日で出会った少女…それも、当時と変わらぬ姿のままで)

師匠(読者に媚びたライト文芸寄りの軽妙な始まりや展開だが、格式を保つことも忘れない計算高さ…)
師匠(謎が謎を呼ぶ果てに、点と点が繋がる終盤、緊張感を生む事件、そして爽やかな読了感のある結末)

師匠(やはり彼もまた怪物だ。やや陳腐さは拭えないものの、読者の思考や感情の誘導、構成力が桁外れだ)

44
ものすんごい面白くなかった
時間返して欲しい

46
>>44
すまんかったやで
断筆するわ

45
人間に創造力なんてないからな
キリストすらミトラ教の復活をパクった

50
師匠(『奇跡の神子』…書店に並べば間違いなく商業作家相手に対等以上に戦える)
師匠(そして何より、商業意識の今日の面子が敵君の追い風になっている)

大御所作家「ううん…少し要素が浮いているか」
新星作家「はは、まだこんな小説書く子がいたんだ」
編集者「ちとわかりにくいですなぁ」

主人公「……」
敵「クク」