今鳥谷が阪神関係者に言いそうな事
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球場そばにある飲食店「パーラーぎのざ」。「いわさーだー(岩貞)アンダーギー」や「能見(濃味)のキムチ丼」など選手名をもじった商品が並ぶ中に「鳥谷とりあい丼」の看板があった。見つけたファンは「あっまだある!」。昼前には完売した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200202-00000006-asahi-spo
鳥谷敬はどうなってしまうのか? 一部報道によれば、千葉ロッテが獲得を再協議しているとあったが、今のところ、具体的な動きはない。“阪神帰還”の怪情報も浮上してきた。
「このまま、引退するのなら、阪神は鳥谷を功労者として認めて和解をし、セレモニーも行う意味ですよ」(在阪記者)
鳥谷の去就問題が進まない理由として、仲介者の存在も指摘されていた。「年俸や出場試合数に条件がある」とのことだったが、これは鳥谷が関西地区のテレビに出演し、完全否定していた。
こちらは、鳥谷の言葉を信じるとして、気になるのは古巣帰還論だ。
「今シーズンの阪神に不安があるからですよ。ドラフトは高校生中心。戦力の補強は外国人選手ばかり。『助っ人8人態勢』で臨むといっても、一軍戦の試合に登録できるのは4人まで。外国人選手が故障した時のバックアップ要員にすぎません」(球界関係者)
つまり、矢野燿大監督がコケた時のことを考えているのだ。
金本知憲氏、矢野監督と2代続けて指揮官が“外様”となった。負け試合が込んでくれば、当然、阪神OBの突き上げは厳しくなる。その時、将来の監督候補がいるか否かによって、阪神関係者の雰囲気は大きく変わってくるという。
「鳥谷と阪神はケンカ別れしたようなもの。和解すれば、鳥谷が監督候補になるのは必至で、生え抜きのOBたちが鳥谷政権の樹立を訴えてくることもあれば、矢野監督のもとでコーチ入閣するという折衷案も出てきます。そういう意味で鳥谷の古巣帰還のウワサが出始めたんです」(前出・同)
独立リーグの指導者がこんなことも話してくれた。2019年のスケジュールが全て終了したあと、鳥谷に連絡を入れたという。
「もし、NPBと契約できなかったら、相談に乗ると…。彼は好人物だから『ありがとうございます』と言っていたが、独立リーグでプレーする気はないと思う」
間もなく、春季キャンプが始まる。キャンプが始まって所属チームが決まらないというのは、致命的だ。いったん、独立リーグのチームでもいいから所属し、それからNPB帰還の方法を模索すべきとの意見も聞かれた。
「一人で練習するよりも、チームの中で練習した方がいい。一人でやる練習には限界があります」(スポーツ紙記者)
目下、ケンカ別れした阪神と鳥谷の間に立てるのは、岡田彰布氏だと目されている。鳥谷が新人だったころの指揮官だ。ただ、岡田氏はハッキリとした物言いをするタイプ。だから、「本当のことしか言わない人」と信頼されていくのだが、鳥谷にとっては聞きたくない言葉も出るかもしれない。独立リーグに行くか、それとも、古巣帰還か。鳥谷にファイナルアンサーを出さなければならない時が迫っている。(スポーツライター・飯山満)
http://dailynewsonline.jp/article/2166638/
2020.01.24 11:48 リアルライブ
阪神がヤキモキしているという。
昨年、現役引退を勧告されるもこれを拒否し、自由契約になった鳥谷敬(38)の去就問題である。
キャンプを目前に控えたここにきて、鳥谷の移籍情報がアレコレ飛び交っている。かねて鳥谷と親交がある井口監督率いるロッテのキャンプ入団テスト内定や、中日が獲得を検討しているといった類いだ。さる阪神OBがこう解説する。
「年明けに、ある大物OBが『ロッテが鳥谷を招待選手として、キャンプに呼ぶ』と周辺に話したことが騒ぎの発端です。メジャーではいくら大物であっても招待選手が不合格になるのは日常茶飯事ですが、日本で鳥谷クラスの選手をキャンプに呼ぶ場合、すでに話がついているケースがほとんど。それだけに阪神も、本当にロッテが獲得するのかどうか、確認作業に追われたそうです」
ロッテはかつて、阪神を戦力外になった今岡を獲得した前例がある。ただ、鳥谷に関してはこのオフ、自身の獲得に関心を示した球団に対し、5000万円とも1億円ともいわれる条件を要求していたという。阪神では「大物」ではあったが、今の力で5000万、1億ではさすがに高額だと、どの球団も尻込みした経緯がある。2019年内に移籍先が決まらず、「引退説」が浮上したのはそのためだった。
そんな中ぶらりん状態が続く鳥谷の去就に頭を悩ませているのが阪神だ。前出のOBが続ける。
「他球団への移籍が決まれば御の字だが、阪神は鳥谷が引退を決断した場合、セレモニーを行うなど、最後の花道を用意するつもりでいる。鳥谷は功労者であり、ファンの人気も高いだけに、恥をかかせるわけにはいかない。球団内では『鳥谷があくまで現役続行を希望しながら移籍先が見つからない場合は、選手として阪神復帰を促すべきだ』とか、『コーチやアドバイザーとして声をかけるべきだ』との声が出始めている。その交渉役として、親会社のアドバイザーに再雇用された掛布雅之氏が出馬するとのウワサもある」
鳥谷は阪神の引退勧告を蹴り、退団した経緯がある。いくら復帰のオファーを出したからといって、鳥谷がそれを受け入れるかどうかはわからないし、そもそも他球団の動向が見えないことにはアクションすら起こせない。
もし阪神復帰が実現すれば、ファンは大喜びするかもしれないが、選手の引き際を巡って右往左往するのは、阪神らしいといえば阪神らしい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200123-00000011-nkgendai-base
1/23(木) 9:26配信