いよいよ2月1日の“球春到来”が近づいてきたなか、ファンとして気になるのはやはり『優勝』の行方。
臼井社長も熱心に耳を傾けるなか、赤星氏は「キャンプ前で判断材料が少ない」段階であることは踏まえつつも、
昨季の戦いぶりと今オフの補強を見た上で、「リーグ1位の可能性が十分あると思う」と、15年ぶりのリーグ制覇に期待を込める。
「阪神の投手陣はセ・リーグでダントツ1位だと思う」と語った赤星氏。
一方で、「昨年は大山選手に負担がかかりすぎて、他の選手がバックアップできなかったというのもあると思うので、
今年獲った助っ人外国人がひとりでもふたりでも活躍してくれれば、優勝する可能性が十分あると思う」と打線を課題に挙げ、
新たに獲得したボーア、サンズら4番候補の新助っ人をリーグ制覇のキーマンに挙げた。
大山は全143試合に出場して打率.258(538-139)、14本塁打と76打点はともにチームトップという数字を残したが、ファンからは“4番”としての働きぶりに疑問を投げかける声も少なくなかった。
それでも、赤星氏は「阪神ファンからは厳しい評価を受けているかもしれないけど、周りがあれだけ援護できないなかよく頑張ったと思う」と昨年の奮闘ぶりを評価。
つづけて、「4番が育つかどうかは前後にいい打者がいるかどうかが大きいと思う。
カープの鈴木誠也選手がすごい打者になりましたけど、あれは前に“タナキクマル”がいたり、後ろに僕の同級生の新井くんがいたからこそ、鈴木誠也という選手が成長できたと思う」と熱弁。
日本代表の4番も務める侍戦士を引き合いに出し、周囲のサポートが大砲育成のカギを握るとコメント。
阪神OB・赤星氏からタイガースファンへ「大山くんはよくやってる」
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